台湾からこんにちは!
イツマ老師の秘書を務めるMAHAです。
先日、台湾で友達の結婚式に参加してきました。
今まで台湾で2度の結婚式に参加したのですが、日台の結婚式における文化の違いについて、驚くことがたくさんあったので、今回はそれをみなさんに共有したいと思います!
❶結婚式の現状
・現状と問題
・費用(挙式・指輪・ご祝儀)
❷日台の結婚式における違い
(次回の記事にて)
【結婚式における現状と問題】

ブライダル総研 結婚総合意識調査 2019年によると・・・
日本では今、なし婚を希望する夫婦が増加中。
(※なし婚約=結婚しても挙式を挙げない)
挙式を行った 51.1%
行わなかった 48.9%
(うち約70%は、photo・食事会・指輪交換などは行う / 約30%は、何もしないという結果に)
そして実は、結婚式を家族間の大切な行事として尊重してきた台湾でも、日本と同じように挙式を挙げない選択をする夫婦が増えています。
【その理由】

①金銭問題(経済的 /他のことにお金を使いたい / 相手にお金を使わせたくない)
②子供が先にできたため
③セレモニーが苦手
④家庭問題
など、挙げたくても金銭的な問題や様々な事情で挙げない選択をする人が年々増えています。
この他にも、宗教、種族、習俗の違いや、同性婚(台湾では認められている)などに親が反対するケースもあります。
やはり台湾も日本も結婚式にかかる費用は、挙式を躊躇してしまうほど高い。
そんな結婚式の気になる費用はというと・・・

【費用平均】
日本:
362万3000円(挙式+披露宴)
469万2000円(婚約〜新婚旅行)
台湾:
55.4万元=約216万円(挙式+披露宴)
《※全台最大婚禮平台「結婚吧」發布2021年婚禮花費調查2020年疫情期間53.6萬元,微幅增加了3%》
台湾は、日本よりも、面子を大切にする家庭がまだまだ多く、人数をとにかく増やす(場合によっては100人超えなんてこともザラ)傾向があるため、これが平均金額を上げている一要因です。
本人は挙げる気がなくても、親のために挙げざるを得ない家庭もあれば、親に反対されて挙げたくても挙げない選択をする家庭など、結婚って本当に複雑ですよね…。
【ご祝儀/紅包の金額】

日本:
割り切れない(奇数)=縁起が良い
《友人同僚➡3万円/家族親族➡5〜10万円》
台湾:
下一桁の数字が、四・八は、台湾語の死(スゥー)・別れ(ベェ)を意味する発音を似ているため基本的には好まれません。
金額は、場所、形式、関係によって金額は異なり、参加者の判断にゆだねられます。
次回、日台の結婚式おどろきの違いを紹介しますが、このご祝儀についてもビックリなことが(笑)
気になった方は次回の記事をぜひご覧ください~☺!
それではまた!