リーホウ!
イツマ台湾中国語教室の秘書を務めるMahaです。
7か月の台湾生活を終え、ついに帰国いたしました!!
忘れないうちに、日本入国〜隔離の実態 をみなさまに共有します!

桃園空港~成田空港✈
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① 入国の流れ
② 隔離のルール
③事前にやっておくべきこと
④ 日台比較
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入国について
《台湾桃園空港→日本成田空港 ✈2021.8.29時点》
・桃園空港check in手続き:約30分
(PCR検査結果証明を提示すること以外は変化なし/人が少ないため待ち時間はほぼゼロでした)
・飛行時間:3時間20分(通常)
・成田着陸〜入国審査完了:1時間45分

入国までの流れ
着陸
↓
健康に関するアンケート記入
↓
PCR検査(唾液採取)
↓
アプリ登録&説明
(スタッフが丁寧に対応してくれます)
↓
書類確認 など
↓
PCR検査結果を待つ
↓
入国審査

日台比較
・PCR検査レモンと“梅干し”の写真
ちゃんとありました!梅干しの写真を見て唾液が出るのは日本人の性ですね。

・待ち時間を多めに伝える!?
PCR検査結果を待つ際に、どのくらいかかりますか?と聞いた時、「1時間以上はかかりますね~」と言われてから、ものの10分もたたないうちに「〇〇番の方、結果でました~」と。
時間を多めに伝えるにしても、早すぎて一息つく間もないままスムーズに入国できました。
(※2ヶ月ほど前に帰国した友人が結果待ちに1、2時間は待つよ~と言っていたので、状況により変わるのかもしれません。)

・防護服を着ている人が、いない!!
台湾では防護服や防護メガネ、フェイスシールドをつけている人は当たり前(空港だけじゃなく町中でも…)ですが、日本の空港ではスタッフも皆マスクのみ~~!
そして スタッフの多さにも驚き!まだパラリンピック真っただ中の時期なので、人員を増やしているのかもしれませんが、スタッフの数が飽和状態のように思えました。スタッフどうし仲が良いのは良いことなんですが普通にかなり「密」でおしゃべりしていたのは気になりました。
緊張感、ゼーロー!!!
事前にやっておくと便利なこと
①アプリ2種ダウンロード
(MySOS / 接触確認COCOA)
②厚生労働省の情報入力
(下記画像参照)
※どちらも空港で行えますが、事前にやっておくとかなりスムーズに入国できます

▲情報を入力し、最後の画面をスクリーンショットですぐに提示できるようにしておくと便利です

帰国後14日間ルール
★隔離場所まで公共交通機関 使用禁止
★自宅や宿泊施設で待機し、他者と接触しない
★毎日位置情報と健康状態の報告をアプリで行う(誓約義務)
※正当な理由なく、報告を怠った場合など、誓約に違反した場合は、氏名や国籍を感染拡大の防止に資する情報が公表されることがある。
外国人の場合は出入国管理法に基づく在留資格取消手続き、および退去強制手続きの対象となることがある。

14日間、不定期でアプリ内に連絡があり、現在地情報報告(I’m hereボタンを押すだけ)、健康状態報告(2つの質問にYES/NOで答えるだけ)、かかってきたビデオ電話で顔を映しながら30秒録音、が義務付けられています。
(※人により頻度は異なるそうです)

▲ビデオ電話に対応の図

▲健康チェックアンケート
このように、アプリの管理体制は整っていると感じましたが・・・
もし、空港から隔離場所まで公共交通機関を使ったり、隔離中に外出をしていても、わからないのでは・・・と水際対策のゆるさを感じざるをえませんでした。
外出に関しては、例えば、食料や薬など、どうしても必要なものがある場合、人が少ない時間に買い物に行くのはNGではないそうですし…。

コロナの封じ込めに2度も成功した台湾さまの例をあげると、台湾ではやはり罰金制度がかなり厳しく徹底しており、違反者をニュースで大げさに取り上げることでも、一定の効果があるのではと感じています。
例えば、隔離ホテルで1歩外に出た外国人が10万元の罰金があったりと、そんなニュースを見ると普通の人はいくら家に食料がなくても、ビビッて絶対に外に出ずになんとか生き延びる方法を考えると思います。
憲法上の問題や国の状況など、複雑な要因で他国にできて自国には今すぐにできない、ということはたくさんあるかとは思いますが、成功している国がすぐ近くにいることは事実です。
とにもかくにも、一刻も早く、コロナ問題を過去のできごとに変えて、隔離のない旅行を、行きたいときにすぐ行けた、あのころのように自由に世界中を旅ができる日が戻って来ることを、切に願います。
